「本人が嫌がるのでやめます。」
最近、この言葉を耳にすることが以前よりも増えたように思います。

もちろん、子どもの気持ちを大切にすることは、とても大切です。
でも、やりたくない理由は何でしょう。

子どもたちに聞き取りをして、多い答えは、
「もっとゲームがしたい。」「学習するのがめんどくさい。」「難しくなってきた。」
といったもの。

私は公文式の指導者として20年以上、多くの子どもたちの成長を見届けてきました。
「やめたい。」と言っていた子こそ、壁を乗り越えることで自信をつけると、
自らさらなる高みにチャレンジし、一回りも二回りも大きく成長していくものなのです。

子どもが「やりたくない。」と言い出した時には
「今ここが頑張り時。どうやったら乗り越えられるか一緒に考えよう!」
とお子さまを励ましていただくのが一番です。

親には「将来を見据えて判断する役目」があります。

親が子どもの未来を信じて導きながら、少しずつ自分で考えられる力を育てていくこと、それが自立への一歩となります。

目の前の「嫌だ」ではなく、10年後の「ありがとう」を信じて。

子どもの未来を信じて導くこと。
時には嫌われ役になることもあるけれど、子どもの幸せを願い続けること。
それこそが親にしかできない無償の愛なのではと思います。

公文式平岡南教室
福本佐和子