暑い日が続くと、

「子どもがすぐに怒る」
「親子げんかや、きょうだいげんかが増えた」
「宿題を始めようとすると不機嫌になる」

そんなことはありませんか。

実は、暑さで機嫌が悪くなるのは、子どもだけではありません。

大人も暑い場所に長くいると、いつもなら気にならないことにイライラしたり、考えることが面倒になったりします。

暑さの中で、体は体温を下げるためにエネルギーを使っています。
汗をかき、のどが渇き、夜も眠りが浅くなりやすくなります。

つまり、大人も子どもも、本人が思っている以上に体が疲れているのです。

子どもが不機嫌なとき、私たちはつい、

「わがままを言わないの」
「ちゃんとしなさい」

と、その不機嫌な態度を改めさせようとしてしまいます。

でも、その前に、子どもだけでなく、自分自身も暑さで疲れていないか、振り返ってみましょう。

そして

「暑くて疲れていないかな」
「昨夜はよく眠れたかな」
「のどが渇いていないかな」

と、子どもの体の状態に目を向けることが大切です。

少し涼しい場所で休ませる。
水分を取らせる。
宿題を始める時間を少し遅らせる。

それだけで、子どもの気持ちが落ち着くこともあります。

不機嫌な態度をすぐに叱るのではなく、

「この子は今、暑さで疲れているのかもしれない」
「もしかして自分もいらいらしていたのかもしれない。」

と考えてみる。

暑い季節には、大人にも子どもにも、いつもより少し余裕がありません。
だからこそ、相手を責める前にひと呼吸。
お互いに少しだけ譲り合い、いつもよりゆったりと接したいものです。

お子さまが元気に、そして落ち着いて学習にとりくめる夏休みになるよう、
私も一緒に考えてまいります。

公文式平岡南教室
福本佐和子